日本各地の生産者からのメッセージ「知る」って、おいしい。
 

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あおぞら組

島 康子さん

青森県下北郡大間町
主な活動:まちおこし

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「面白いことは、待っていても来ない!」

「理屈こねる前に、まんず動け。走りながら考えろ!」

昨日より今日、今日より明日、1ミリでも前に進め!

 15年ほど前から、大間の町に面白い集団がいると耳にしていた。大間漁港や漁師とタイアップし、大漁旗を振って観光客を出迎えたり(旗ふりウエルカム活動)、「マグロ一筋」Tシャツで町を活性化したり、鯉のぼりを凌駕する「マグロのぼり」を作ったり、東京の下北沢や井の頭線で大間の宣伝を行ったりと、その活動は奇抜&情熱的で、大間の宣伝&町おこしを真剣に行う。それが「あおぞら組」だ。彼らの行動規範「昨日より今日、今日より明日、1ミリでも前に進め!」がこのプロジェクトにぴったりだと感じ、初代組長の島 康子(通称ヤッコ)さんに旗振り第1号をお願いした。ヤッコさんは「国産農林水産物の理解、消費促進のためならば」と快諾して、エールを送ってくれた。

大間へは、「日曜日はマグロだDAY!」に行くべし!

 「大間の人たちはいつもおいしいマグロを食べているんだろうな」と思われがちですが、大間でマグロが食べられるようになったのは、ここ10年くらい。水揚げされたマグロはほとんど築地に出荷されてしまうんです。そこで、大間の有志が連携してマグロの解体ショーを企画しました。解体ショーを目玉に「産地・大間で大間マグロ食べてくださーい」とPRし続けたことで、大間はマグロを食べに行く場所になりました。毎年9~10月の日曜日、午前と午後に開催して、町長自ら解体ショーに臨みます。解体したてをその場で味わえるので、多くの観光客が本州最北端の地を訪れてくれるようになりました。
地域の財産の魅力を「町おこし集団」の機動力でアピールすることで町は大きく変わると考え、実行しています。