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品質を追い求めて
オール今治の今治産タオル作り
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なにも知らずに始めた、綿花栽培
有名な「今治タオル」。その中でも最高級のタオルを製造しているのが、しまなみコットンファームの加持さんだ。6次産業の農商工連携の講義を受けたのをきっかけに、自分にも何かできることがないかと考え、「綿花の栽培から全て今治産のものを使ってタオルを作ってみよう」と栽培を始めた。それまでは家庭菜園などしていたものの農業とは関係ない仕事をしていた加持さん。「一番の目的は『飯が食える農業』を実現することです」
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唯一のタオル「プラチナタオル」
今は1600坪で栽培しています。綿花の中でも超長綿といわれるものを3種類作っていて、農薬や化学肥料などは使っていません。初めからそうした栽培方法なのですが、当初はオーガニックという言葉すら知らないほどでした。健康上の安心安全が大切なんだとだんだんわかってきまして、実は世界の農業の中で化学肥料や農薬を最も使っているのは綿花なんです。オーガニックの綿花がクローズアップされるのにはそういう理由もあります。タオルはさわり心地が全然違いますよ。