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ファームランド豊
松下 豊和さん
鹿児島県指宿市主な生産物：豆類
地域性を活かした農業が実現できれば、強い
そして、夢は海外での農業
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自己完結能力を高くもて、という父の教え
松下さんは農業経験30年以上。父がやっていた農業とはガラリと形態を変え、今はスナップエンドウやさつまいもなど主力商品となるものに絞って栽培している。作り方は変えたがポリシーは引き継いだ。「作るだけではなく代金回収まで含めて全て自分でやります」という松下さん。取引は農協を通さず、スーパーとの直接取引だ。当然価格の交渉なども発生するが、そこも含めて農業という考え。
そういったポリシーからか、松下さんは海外からの研修生も毎年受け入れている。農業と日本語を学び、母国ベトナムでその知見を活かす人々。自立した人々が、こうして育っていく。
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おいしい品種をよりおいしくするには、どうしたらいいか
工夫をするためには、遊びが必要です。結果が分かっていても、試すんです。別のパターンもあるかもしれない。ワンパターンでこなすのではなく、そういう遊びが必要です。場所によって気候も違うんですから、同じ方法で別の土地でやったって上手く行かないですよね。
昔は、この地域で豆類を作ろうと思うと1戸あたり40〜50アールぐらいの栽培が相場でした。今私は3ヘクタールで栽培しています。昔なら考えられないですね。日本の経済が発展してきた中で変化をさせてきた結果、ここまで来ることができました。