仙台たんの農園
丹野 清隆さん
宮城県仙台市主な生産物:葉物野菜
家族3人それぞれが責任を持ってやっています
「嫁は野菜担当、息子はお米、わたしが花です。協力しあいながら、それぞれが、本気です」
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仙台に根付く、10代目と11代目
丹野さんは、息子とともに農業を営んでいる。丹野さんの野菜は直売所では「こんな美味しい野菜食べたことない」「あなたの野菜しかもう買いません」との声があがるほど。お彼岸用の花は、何十年と同じ方が買いにきてくれるとか。
人の体が喜ぶ食べ物を作ろう、そのためには水とお米が一番重要だ。そう考えて以来、丹野さんは栽培方法を変更した。体にいいものを食べて、みんなに幸せになってもらいたい。その思いは、我が子へと受け継がれていく。
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体を考えた農業
安心安全を意識した栽培を始めた大きなきっかけは子どもが生まれたことでしたが、私自身アレルギー体質なんです。風邪薬などが飲めません。ですから自分の力で直すとか、免疫力を高めるということを考えるようになりました。ただ、私自身がやりたくて始めたことなので、今後どうするかは息子に任せようと思っています。
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父の背中で学んだ農業
高校くらいはではあまり農業に関心がありませんでしたが、あるとき父の姿を見て自分も農業をやりたいと思ったんです。父のように「心意気を持って農業をやる」ということに魅力を感じたのかもしれません。自分なりにやりやすい方法で、今までやってきたことを活かしつつ続けられる農業をやっていきたいですね。