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みかんの産地に彩る野菜畑
家族で楽しく収穫できる農家を目指して
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新規就農のリアル
國中秀樹さんは、2016年に新規就農した。それまではスーパー銭湯を運営する企業のサラリーマン。週末農業学校で学び、地元で就農したばかりだ。農地を探したが見つかるのばみかん畑ばかりで、野菜畑を借りるまで半年かかったという。親戚のつてで何とか借りた畑で、今はブロッコリー、にんにく、ナス、ミニトマトなどを育てて大阪に出荷をしている。
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家族でやっていく農業を
農業をやる目標というのが自分の中で最近はっきりしてきたのですが、「家族で楽しく収穫・出荷できる農業」ができる農家になりたいなと思っています。サラリーマン時代は、明け方3時4時まで働いていたので同じ家に住んでいる家族とすれ違い生活で、一ヶ月会わないこともあったほどでした。子どもがもうすぐ社会人なのですが、今は農業に興味を持ってくれているようで「一緒にできると楽しいね」と話しています。