遠藤農園
遠藤 柳太郎さん
青森県むつ市主な生産物:野菜多品種
農業を始めたのは、やっぱり山が好きだったから。
山をヒントに野菜もこういうふうにできないのかなと考えていた
-
役場を勤めあげてからの就農
遠藤さんは農業歴20年。地元役場を定年退職してからの就農だ。役場の仕事で営林署に10年間勤務した間に、山の魅力に目覚めたという。山好きが高じて農業に進んだ遠藤さんは、なるべく自然な育て方をという思いで自然農法と言われる方法で野菜づくりに取り組んでいる。
作っている作物は、トマト、ほうれん草、春菊、ネギ、じゃがいも、紫玉ねぎなど25種類くらい。もともとはトマト専門だったが、消費者の声を反映し色々作るようになったそうだ。そして、自分で営業して地元スーパーとの直取引を始めた。
-
11年続く、地元スーパーとの連携
私はもともと有機JAS認証を取得していたのですが、個人で維持するにはどうしても大変で、6年ほどで断念しました。それ以降、認証が無いので「これは有機の野菜です」とは言えないのですが、作り方自体は有機JAS当時と変えていません。
最近、有機の需要はオリンピックに向けて高まっていますが、私がスーパーと直取引が可能になったのも、私が有機JASと同じ作り方で栽培をしていたのが大きな要因の一つでした。お客様の需要があるものは、やはり強いです。
自分で作って自分で販売して利益とかも自分で把握する。それはやっぱりやりがいがありますし、お客様にも喜ばれて嬉しいです。