後藤ぶどう園
後藤 固さん
宮城県登米市主な生産物：ぶどう
自信があったわけではない。でも残さなければと思ったんです
失敗しながらたどり着いた豊作
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5年前に受け継いだ、ぶどう畑
後藤さんは、もともとこの農園のぶどうが好きな一消費者だった。５年前に、それまで栽培していた方が病気になってしまい続けられなくなり、「代わりにやってみないか」と誘われたのがきっかけ。「本来なら切られる予定だったんですが、毎年木に実ったぶどうの姿を見ていたので。それがなくなるのはかわいそうだなと思って、引き受けました」
収穫の時期には、お客さんが園地まで直接訪れる。するとぶどうが一面に実った姿をみた人々は、「幸せだ」と言ってくれるという。守りたかった感動は、受け継がれていく。
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完熟してから収穫しています
初めての時は何もわかりませんでした。指導いただいたんですけれど、1年目2年目は大きな失敗もしました。後もう少しで収穫という時に、実が割れてしまって毎日バケツ一つ分捨てた時は悲しくなりました。大変な面もありますが、やっぱり楽しいですね。５年前のその日まで、ぶどう栽培をするつもりはなかったので、なんでこうなったのかなと思いながらも運命かなと思って楽しみながらやっていますね。
うちのぶどうは完熟ぶどうですから、食べた後に種を庭に捨てると次の日に芽が出てくるんですよね。それくらい、種まで育ってるんです。自信を持って皆さんにオススメしています。