やってみなきゃ分からないことを生かす
出口を意識し、お客さんにあわせた柔軟な六次産業化
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広大な大地で行う農業・育牛
80ヘクタールという広大な面積を管理している澤田さん。もともとはじゃがいも栽培がメインだったが、今は大豆や小麦、てんさいなども栽培。土壌病害を防ぐための輪作だったが、作物ごとに作業のピーク時期が異なるメリットもあり、それを利用して3人で管理しているという(パートさん除く)。農作物以外に、平成元年に祖父が始めた育牛事業もある。育牛は土作り用の堆肥づくりのために始めた。堆肥を使うことで畑の改良がすすみ、輪作も安定させることができたという。
さらに近年では農作物・牛肉を使った加工品づくりも手がけ、地元の直売所などと協力し直接販売を行っている。
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清里の町を盛り上げていくために
清里は人口が今4000人ぐらいです。これからさらに減ると思いますが、だからこそ地域を盛り上げていかないと、って考えています。家庭を支えていく立場ですので安定思考にはなるんですが、まずは新しいことに挑戦するのが大事だと思っています。今まちづくりとして観光に取り組んでいる人々がいるので、そういう人たちのを手助けできるようなものづくり、環境づくりをしたいと思っています。
UターンIターンがもっと増えて、その人たちが暮らしやすくなるような仕事を何とか作っていきたいですね。新しい人が新しい文化を生み出すチャンスがオホーツク(斜里)にはあると思いますので。