川漁師
山崎 隼志さん
高知県四万十市主な生産物：あゆ
俺の仕事は四万十川での漁と、四万十川を守ること
四万十川で生まれ育った川男子。川への感謝し、己のミッションを拓く
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生粋の漁師気質
小さい頃から実家近くの小川で遊んでいたという山崎さんは、漁をお客さんに見せるために行う『アトラクション漁師』として就職。6年続けた後、自分の腰の調子を悪くし退職したが、漁が好きなことには変わりがない。彼が次に選んだ仕事は、四万十川の漁師だった。
「獲った魚を食べたいとか、そういうことではなく獲るのが好きな子供だったんです。それを持って帰って近所の人にあげたりとかして。美味しかったよと言ってもらうのが嬉しかったんですね」どこまでも人懐っこい山崎さんの顔がほころぶ。
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どんな仕事もそうですが、楽しくないと仕事は続けられません。漁師、楽しいですよ
漁師業をしながら、夏の間は川の体験施設『四万十学舎』で子どもたちに川の楽しさを伝えています。生きている魚を獲って、それを子どもたちの前で捌いたりするのですが、結構興味本位で見てくれますね。生き物をいただくということを体験してもらうわけですが、美味しいねって言ってバクバク食べてますよ。
私としては漁師人口が増えてくれて、この綺麗な四万十川をずっと維持できるような環境を作れればいいなと思っていますので、まずは川の楽しさを体験して知ってほしいです。