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山国さきがけセンター

仲上 泰夫さん

京都府京都市
主な生産物:大豆

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納豆もちとみそを中心に地域の活性化を図る

地元産の原材料にこだわり、地産地消を目指す

京北産の大豆で作る山国納豆や納豆もち

 みそ・豆腐・納豆・しょうゆなど、大豆は昔から日本人の食生活になじみ深いが、国産大豆の自給率は10%にも満たない。山国さきがけセンターでは、京都京北産大豆を加工して、みそや納豆を作っている。
 山国地域は納豆発祥の地のひとつという言い伝えがあり、納豆を利用した伝統食が納豆もちだ。腹持ちがよく保存も可能なため、体力がいる山仕事をしていた人たちや材木を運ぶ筏師たちに愛用され、正月三が日にお雑煮の代わりに食べる風習がいまでも残る。塩であえた山国納豆をもちで包み、きなこをまぶした「あみがさもち」には、砂糖入りのものもある。意外な組み合わせだが、相性がいいという。もち米・大豆・きなこ全て100%京北・山国産だ。

自社生産の大豆と米で、地域の農業も守る

 農業後継者が減少している状況のなか、農地を借り上げて特別栽培米や大豆を作ることもしています。この地域に耕作放棄地がないのが大きな自慢です。若い人たちがこの会社で働いて自活できるような体制を作ることが夢です。
 納豆もちを作る農産加工体験や地元の野菜を使った料理教室、みその見学なども予約をいただければ随時開催しますので、たくさんの方に来ていただけたらと思っています。
 全部手作業で作っているみそは、厳しい品質検査を通って、京都市内の小学校の給食用に使ってもらって5年ほど経ちます。地元でとれた大豆とお米を使い、生産者が見える安心安全なおもちやみそをがんばって作っています。ぜひとも皆さんお召し上がりください。