「生産って嬉しいことを生むんだな」
家族とのコミュニケーションにもなった、天草大王
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日本最大級の地鶏。その名は「天草大王」
姫コッコ倶楽部の山口さんが育てる地鶏「天草大王」は成鳥だと70センチほど。日本最大級の大きさだ。天草の姫戸町に広がる段々畑に構えた養鶏場からは、海が見える。その近海で採れるいりこやちりめんを餌に混ぜて、天草らしい天草大王を育てているのだ。天草大王全体の月間出荷数は1万5千羽。そのうち約2000羽が姫コッコ倶楽部で、シールを張って出荷しているため選んで買っていく人も増えてきたそうだ。
今はまだ熊本での流通がメインだが、熊本以外にも広げていきたいと考え、年に一度東京のイベントに参加し販売を行なっている。九州の三大地鶏として認知されることを目指して。
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色んな料理でたのしめる「天草大王」
天草大王は大きい鳥なので、まず肉厚なんですね。120日以上かけて育てるのでお肉にはコクがあります。そして固すぎない程度に歯ごたえもあるのが特徴なんです。地鶏というと硬いイメージがありますので炭火焼とかたたきにしか使えないと思われることがあるのですが、天草大王はいろんな料理に楽しんでいただける、煮込んでも焼いても揚げてもおいしい万能な鶏肉なんです！
卵を産む直前まで育ててているので脂が体の中に蓄えられて、食べるとその脂が口の中に広がってくるんですよ。それがすごく美味しいと思います。インターネット通販も行なっていますので、ぜひ一度ご賞味ください。