どうせ食うならうまい野菜
おいしいものを作る。そのためには有機農業だった
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子供の頃は畑が遊び場だった
世界農業遺産に認定されている国東半島の一角に、青井農園がある。両親の頃はハウスで2,3反作る程度だったが、今はハウス露地栽培含め1ヘクタール以上を担い、有機栽培をしている。朝輝さんが東京の農業大学校を卒業し地元に戻ったのが13年前。それから数年で有機JAS認定を取得し、今は切り干し大根など加工品の製造販売にも取り組んでいる。「子供の頃畑で遊んでいて。親の仕事を見て育ったので、自然に憧れになっていましたね」
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おいしい野菜を作りたい
よく「有機栽培の野菜は安心安全」と言われるのですが、裏を返すと「有機じゃない野菜は安全じゃないのか」ということになってしまいます。これは難しい問題なのですが、そういうことではなく私としては「純粋においしい野菜を作るためには有機栽培が適している」と思っているので有機で作っています。うちは取引先数社への野菜販売がメインですが、たまに大分市内でマルシェに参加するとお客さんの声が直接聞けて楽しいです。「切り干し大根は青井農園のものしか私は食べられない」と言ってくださった方も居ます。