河原農園
河原 美智子さん
岡山県岡山市主な生産物:米
自分で作って自分で食べる
そういった人々を増やしていきたい
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干拓から始まった稲作の歴史
河原美智子さんの祖父が、干拓のため移り住んだこの地で、今も脈々と河原家の農業が営まれている。河原さんは「自分で作ったものを食べることが一番嬉しい」と話す。息子の明徳さんが会社員時代単身赴任で実家を離れていたときも、自家製のご飯や野菜を料理してなるべく送っていたという。「私は食べるものが一番大切だと思っています。食べ物がなかったら働けないし、楽しいこともないですし家族もバラバラになるような気がするんです」
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自然循環を意識した米作り
母は昭和52年ごろから、農薬などを使用しない栽培に切り替えました。使う資材は主に米ぬかです。あとはもみがらや稲藁などですね。田んぼに還すようにしています。子供の頃から、土日に農作業するのは当たり前に思っていたので就職しても手伝っていましたが、8年ほど前に私も専業農家になりました。孫にも農業継いでもらえればいいなと思っています。