八丈島の新特産物となるよう愛情込めて生産
国内の樹木と水と菌にこだわり、安全な菌床を厳選
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常春ともいえる温暖な気候と海風で栽培
伊豆七島の最南端に位置し、年間平均気温約18度と温暖な気候の八丈島。この地で大沢竜児さんがしいたけ作りに取り組んだきっかけは、趣味のクワガタ飼育だったという。幼虫の飼育に使用した菌床ブロックでキノコがすくすくと育つことに着目し、島の気温・湿度がキノコ栽培に適しているのではないかと気づいたのだ。しいたけ菌の研究と菌床探しに4年の歳月を費やし、国産の菌床と八丈島の自然の恵みを利用したしいたけ栽培が始まった。同じ菌床でも生産する地域により、しいたけの味や形、食感、水分量などが変わるという。八丈島のしいたけは、暖かい気候風土と潮風、空気中の強い塩分、高い湿度、豊富に湧き出るおいしい水で、八丈島特有の味に育つ。
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ジューシーでクセがなく、幅広い年齢層に人気
このしいたけは味がまろやかでクセがなく、しいたけ独特の香りが控えめなので、しいたけが苦手な方にも好評です。肉厚で柔らか、ジューシーな味わいで、軟らかい軸まで食べられます。定番の網焼きにして醤油をたらしたり、チーズをのせて焼いたり、ひき肉を詰めてフライや天ぷらにしたり、煮物にしたりするほか、カレーやシチューと組み合わせたり、お勧めの食べ方がたくさんあります。ピザやパスタ、サラダなどにマッシュルームのように使え、アレンジレシピを楽しめます。
冷蔵庫で20日ほど保存できますし、量が多い場合は洗わずにカットし、保存袋で冷凍してください。調理の際には冷凍のまま使っていただけば、ひと月ほどおいしくいただけます。