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小学生時代の夢は、農家になること。そして夢はまだ続く
「ずっと楽しいですね。365日楽しいです」
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兼業農家の父を手伝うのが、楽しかった
脱サラして七年。小学生の頃から夢だった専業農家に転身した、片山篤さん。桃、みかん、デコポン、はっさく、黒米、お米、梅、野菜少々……。数々の作物を育てる彼の栽培方法は、無農薬無施肥栽培と呼ばれるものだ（桃を除く）。脱サラして農業で成功するための方法を考えた結果、環境と健康に配慮した農法に決めたという。
それゆえ、春から夏にかけての農作業は多忙を極めるが、青山ファーマーズマーケット（東京）に参加し直接販売するなど、精力的に活動を行う。また、地元では「紀州農レンジャー」という若手農業者の会の隊長をつとめ、地元のための活動も行なっている。
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地域での取り組みが、「地域再生大賞 優秀賞」
紀州農レンジャーは農家の集まりなんですが、保育所向けに劇とかもするんです。ちなみに僕は二代目隊長なんですけど、桃作っているので色はピンクです。
それ以外にも、うちの農園では「桃狩り」「酒米収穫」などの体験企画も行っています。うちの桃は大きいので、桃好きに人気です。一人で食べきれないんじゃと思うくらいの量を食べる人もいます（笑）。酒米は籾蒔きから稲刈りまで一連の作業を体験できます。収穫後は地元の酒造メーカーに持って行ってお酒にしてそれを1本プレゼントするんです。
４月にはカフェをオープンしますので、お近づきの際は是非お越しください！